仕事が忙しく
帰りが遅くなる日々が続いています。
新規の顧客作りという
とても厳しい現実。
通常業務を終えてから
暗くなるまで歩きます。
歩いては呼び鈴を鳴らし
アプローチ。
歩いてピンポン
歩いてピンポン
歩いてピンポン…
疲れます。
すっごく疲れます。
でもここで頑張っておくと
一年くらいは売り上げを落とさず
安定した日々が約束されます。
それに
新しい出会いがあるのも
結構ワクワクしちゃうんですよね。
そんな一週間がやっと終わり
今日は休日でゆっくり過ごそうと思ったのですが
次男が虫歯を痛がってしまい
歯医者さんに走りました。
次男は
幼稚園が終わってから夕方
ご飯も食べず
風呂にも入らず
もちろん歯磨きもせず
朝まで眠ってしまうことが多いです。
それが一番の原因だとは思うのですが
虫歯がたくさんあります。
一本できた時点で
歯医者に行ったのですが
どうにも
歯医者嫌いで
行っても治療出来ずが続いてしまい
虫歯が虫歯を呼んで
増えてしまったのです。
どうにか治療してくれる歯医者さんを
あちこち探し回ったこともありました。
3人がかりで
嫌だと大泣きする次男を取り囲んで
治療を試みたこともありました。
無理矢理口を開けさせられ
麻酔の注射をされそうになり
歯医者さんの腹に蹴りを入れてしまったこともありました。
そうして
ようやく今の歯医者さんに辿り着きました。
小さな子どもが多く通う
この歯医者さんは
子どもを恐がらせない治療を徹底しています。
長女(小4)も治療を受けたことがありますが
彼女の麻酔の注射体験談では
何しろ「注射器が見えない」そうです。
子どもの死角を巧くついて
麻酔の注射器を口元に運び
「刺さる瞬間もまるで痛みがない」そうです。
さすがプロですね。
以前
麻酔の注射であんなに大暴れしていた次男も
まさか注射されているとも気づかず
大人しく治療を受けます。
そして
先生をすっかり信用した次男は
今日はポケットに手を入れて
足を組んで治療を受けていました。
いやー余裕ですね。
そういえば
私も幼少期は虫歯ばかりで
大変な思いをしてきました。
ただ
こんな優しい歯医者さんはいませんでした。
口元をマスクで隠して
目を見開いた状態の初老の女医さんでした。
薄暗い診察室。
独特の匂い。
痛がっても決して中断されない治療。
まるでホラー映画のワンシーンのように
恐怖体験として覚えています。
私も
あんな優しい歯医者さんに治療して欲しかった…